AIをはじめとする技術の進化は、暮らしや働き方、学びのあり方を大きく変えています。
一方で、誤情報や偏り、情報漏洩などのリスクも無視できません。
この変化の激しい時代を生き抜くには、「学び続ける姿勢」が不可欠です。
別府湾会議2025では、「この先のAIとの向き合い方」をという問いに対し、最新動向や哲学的な視点、活用事例等を共有し、企業人や学生が世代や立場を超えて対話します。
未来の学びや行動につながるヒントをみんなで一緒に考える「AI未来会議」を開催します。
※お申込みは12月9日(火)まで。(会場参加は先着200名で締切。交流会は満席となりました。)
「AIが人間の仕事を奪うのでは?」といった議論もある中、今後私たちは、AIとどのように付き合えばよいか、哲学的な観点から、「AIとともに生きる」いう視点で解説
コーディネーター
(公財)ハイパーネットワーク社会研究所 主幹研究員 平野 敬洋
日々進化するAI技術が、今後、私たちの暮らしや仕事、教育、世界をどのように変えていくのかについて解説
AIの利用増加に伴う不正確な情報への不安や、企業における情報漏洩への懸念などAI社会に潜むリスクについて解説
コーディネーター
大分県商工観光労働部 部長 小田切 未来
- 成田 敏博 氏
(日清食品ホールディングス株式会社 執行役員 CIO)
- 大塚 あみ 氏(合同会社Hundreds 代表)
- 小島 舞子 氏(株式会社クラフター 代表取締役)
- 橋本 大也 氏
(デジタルハリウッド大学 教授・メディアライブラリ館長)
コーディネーター
(公財)ハイパーネットワーク社会研究所 副所長 渡辺 律子
基調講演
出口 康夫 氏
京都大学大学院 文学研究科 研究科長・哲学専修教授
1962年大阪市生れ。京都大学大学院文学研究科博士課程終了。博士(文学)。2002年京都大学大学院文学研究科哲学専修着任。現在、同教授、文学研究科研究科長。京都哲学研究所共同代表理事。専攻は哲学、特に分析アジア哲学、数理哲学。現在「WEターン」という新たな価値のシステムを提唱している。近著に『AI親友論』(徳間書店), What Can’t Be Said: Paradox and Contradiction in East Asian Thought (Oxford UP), Moon Points Back (Oxford UP)など。

スペシャルセッション 講演1
今井 翔太 氏
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) 客員教授
株式会社GenesisAI 代表取締役社長/CEO
東京大学博士(工学) 1994年、石川県金沢市生まれ。2024年、東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 松尾研究室におけるAIの研究で博士(工学)を取得。人工知能分野における強化学習の研究、特にマルチエージェント強化学習の研究に従事。現在は大規模言語モデル等の生成AIにおける強化学習の活用の研究を行う。2024年7月に株式会社GenesisAIを創業し、同社代表取締役社長/CEO http://shota-imai.com/

スペシャルセッション 講演2
平本 健二 氏
AI Safety Institute 副所長・事務局長
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタル基盤センター長
SIからコンサルティング会社、経済産業省、内閣官房、デジタル庁を経て現職。デジタル庁でデータ戦略統括(実質上CDO)としてデータ戦略や政府の相互運用性フレームワークの取り纏めと推進を担当。現職で、社会のデータ基盤、活用環境の整備、AI推進を実施。さらに、企業のデジタル・トランスフォーメーション、イノベーション等を推進。国際展開にも取り組む。

スペシャルセッション コーディネーター
小田切 未来
大分県商工観光労働部長
iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員
1982年東京生まれ。2007年東京大学大学院公共政策学教育部修了後、経済産業省入省(旧:国家一種経済職試験合格:中小企業庁金融課配属)。2015年にNewsPicks社の日本の政治・政策分野のプロピッカーに選出。2018年に(一社)Public Meets Innovationを設立し、Co-Founder・理事。2020年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院修士修了後、東京大学未来ビジョン研究センター特任研究員に着任。2024年にIPA(情報処理推進機構)デジタル基盤センター副センター長/AIセーフティ・インスティテュート(AISI) 事務局次長等に着任後、現職に至る。近共著に「クリエイティブ・ジャパン戦略(白桃書房)」がある。

AI活用事例
成田 敏博 氏
日清食品ホールディングス株式会社 執行役員 CIO グループ情報責任者 CIO
1999年、新卒でアクセンチュアに入社。 公共サービス本部にて業務プロセス改革、基幹業務システム構築などに従事。2012年、ディー・エヌ・エー入社。グローバル基幹業務システム構築プロジェクトに参画後、IT戦略部長として全社システム企画・構築・運用全般を統括。その後、メルカリ IT戦略室長を経て、2019年12月に日清食品ホールディングスに入社。2022年4月より現職。

大塚 あみ 氏
合同会社Hundreds 代表
大学在学中の2023年4月、ChatGPTに触れたことをきっかけにプログラミングを始める。授業中にChatGPTを使ってゲームアプリを内職で作った経験を、2023年6月の電子情報通信学会・ネットワークソフトウェア研究会にて発表し評価される。その後、2023年10月28日から翌年2月4日まで、毎日プログラミング作品をXに投稿する「#100日チャレンジ」を実施。国際学会CogInfoComにて審査員特別賞受賞。12月、合同会社Hundredsを設立。2025年1月、著書「#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった」を出版しベストセラーとなる。ビジネスや学校教育におけるAIの活用事例を通して、これからに必要な学びについて解説。

小島 舞子 氏
株式会社クラフター 代表取締役
2010年にスタートアップを共同創業し、副代表兼CTOに就任。制作アプリは500万人超が利用。チャットボット制作ツール「CraftChat」を開発し、300社以上の法人に導入。2022年、同社をマネックスグループへ売却。2023年企業向け生成AIサービス「Crew(クルー)」をリリース。現在は、一般社団法人Women AI Initiative Japan理事、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)協議員、Newspicksプロピッカーも務める。Forbes Japan Women in Tech 30選出。2025年8月『企業競争力を高めるための生成AIの教科書』出版。(Gakken)

橋本 大也 氏
デジタルハリウッド大学教授・メディアライブラリ館長
多摩大学大学院 客員教授
株式会社早稲田情報技術研究所 取締役
合同会社ブンシン CEO
ビッグデータと人工知能のベンチャー企業データセクション株式会社の創業者。同社を上場させた後,大学教員に転身し,教育とITの領域でイノベーションを追求している。2023年に生成AIの教育プログラムを開発する合同会社ブンシンのCEOに就任した。
著書に『英語は10000時間でモノになる』(技術評論社)、『情報考学 Web時代の羅針盤 213冊』(主婦と生活社),『データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人』(SBクリエイティブ),『情報力』(翔泳社),翻訳書に『アナロジア AIの次に来るもの』(早川書房)などがある。書評家として洋書を紹介するブログBooklogi.comを運営しており,『WIRED』日本版などのメディアにも寄稿している。

パネルディスカッション 企業1
土岐 泰之 氏
ユニファ株式会社 代表取締役CEO
1980年生まれ。九州大学経済学部卒。2003年に、住友商事に入社。リテール・ネット領域におけるスタートアップへの投資及び事業開発支援に従事。その後、外資系戦略コンサルティングファームであるローランドベルガーやデロイトトーマツにて、経営戦略・組織戦略の策定及び実行支援に関与。2013年にユニファを創業し、保育総合ICTサービス「ルクミー」を開発・提供。全世界から1万社以上が参加したスタートアップ・ワールドカップにて優勝したことに加え、採用率が全世界で2.5%未満であるEndeavor(エンデバー)起業家に満場一致で選出されるなど、国内外で高い評価を受ける社会起業家。

パネルディスカッション 企業2
玉木 穣太 氏
curioph株式会社 代表取締役
クリエイティブ、デザイン(サービス、UIUX)、広告分野で15年以上の経験を持つ。ブランディングおよび行動変容サービス開発のプロフェッショナル
(curioph株式会社:1人でも1000人でも・どんな言語でも。
ターゲット顧客から
全部自動で本音を集めるPOLLSを開発しています。)

パネルディスカッション 企業3
森山 健 氏
株式会社Godot 代表取締役CEO
神戸生まれ、シアトル育ち。ゴールドマン・サックス投資銀行部門に新卒入社。その後、3社の共同創業と売却、オックスフォード大学客員研究員などを経て現職。行動科学とデザイン思考で政策課題に挑む、特定非営利活動法人Policy Garageの創業理事も務める。

パネルディスカッション 企業4
園田 雅敏 氏
Eletus株式会社 CEO
高校時代には、ラグビーW杯日本大会を盛り上げるため、ラグビーワールドカップ日本事務局と大分県庁協賛のイベントを主催。Eletus株式会社を学生起業(2023年5月)。AIの講座やFigmaの講座、小倉城との歴史講座など、多彩な学びの場を数多く提供している。また、地方発のスタートアップとして世界で使われるソフトウェアを目指して、学習サービス「AsagamiAI」を開発中。クローズドβ版でありながら、既に企業や個人、国内のみならずアジアを中心に海外でも、利用されている。

パネルディスカッション コーディネーター
田上 英昭 氏
エヌビディア合同会社 ストラテジックアカウント本部テレコム営業部 部長
国内大手SI会社で銀行/証券/生損保向け金融工学&HPCプロジェクトに従事。その後、外資系ソフトウェアベンダならびに外資系ハードウェアベンダでHPCおよびAIなどのビジネス開発に従事。現在エヌビディアで通信会社を担当、おおいたAIテクノロジーセンタのテクノロジースポンサーも務める。東京都立科学技術大工学部卒、AI/VR専攻。

| 日 時 | 2025年12月11日(木)13時30分 – 17時15分 交流会 18時00分 – 19時30分 2025年12月12日(金)10時00分 – 12時00分 |
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| 会 場 | ホテル日航大分 オアシスタワー 5階孔雀の間 〒870-0029 大分県大分市高砂町2-48 電話:097-533-4411 地図はこちらから |
| 対象者 | 企業、自治体、教育関係者、学生(高校生、大学生、専門学校生)等 |
| 参加費 | 無料 (交流会は、3,000円程度を予定) |
| 定 員 | 会場参加者 先着200名 (オンラインリアル配信 あり) |
| 申込締切 | 12月9日(火)まで(交流会参加の申込みは締切りました。) |
| 主 催 | ハイパーネットワーク別府湾会議実行委員会 (大分県、NTT西日本株式会社、日本電気株式会社、富士通Japan株式会社、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所) |
| 後 援 |
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| 協 力 | オオイタAIテクノロジーセンター |