公益財団法人 ハイパーネットワーク社会研究所

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ハイパーネットワーク別府湾会議2013

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ハイパーネットワーク別府湾会議2013

ソーシャルファブを育てよう!

 別府湾会議は、1990年の開始以来、「ハイパーネットワーク」をキーコンセプトに、「未来のネットワーク社会」実現の姿と課題をめぐって、全員参加型の会議を続けてきました。この間、インターネットが世界中に拡がり、新しいサービスが次々に開花し、過去に例をみない自律・分散・協調のシステムが進化・発展してきました。ハイパーネットワーク社会研究所も、設立以来満20年を迎えました。
第13回の今回は、デジタル革命による<新しいモノづくり>、「ソーシャル・ファブリケーション」(以下「ソーシャル・ファブ」)をテーマにひらきます。ソーシャル・ファブは「情報社会の次の20年」を推進し、インターネットに匹敵するおおきなインパクトを社会にあたえるとの仮説を立て、皆さんとともに検証したいと考えます。
 米国MITから始まった「ファブラボ」を起点とする新しいムーブメント、ソーシャル・ファブは「これまで企業が席巻してきたモノづくりを一般の人の手に移す」とも考えられます。自分達の欲しいものを自分達で自由に作れる、それを可能にするデジタル工作機械の進化が始まっています。ネット上のデータから印刷するように製品を作り上げる3Dプリンターやレーザーカッター。それらを駆使する個人やコミュニティが登場し、開発速度でメーカーをしのぐ場面も予想されます。よりニッチな独創性・創造性に長けた製造業の進化・復権も期待できます。
 個人やコミュニティが企業と同じレベルでモノづくりを可能にする新しい社会、それがもたらす未来のモノづくりのありかた、社会構造の変化について、各方面から多数の実践家を迎えて、考察を深めたいと考えます。 ソーシャル・ファブにより、従来のモノづくりの概念が、今後どう変化し、社会をどう変えていくのかをメインテーマに、これからのソーシャル・ファブの育て方、拡げ方について、おおいに議論し、交流を深めようではありませんか。
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【事業報告】
  事業報告書 (PDFファイル35MB)
【ダイジェスト動画】

開催概要

日 時 2013年9月1日(日)10:00 – 9月2日(月)15:00
会 場 大分県立芸術文化短期大学
大分県大分市上野丘東1番11号
参加費 無料 (ただし夜なべセッションの参加費は別途徴収)
定 員 セッション200名程度
主 催 ハイパーネットワーク別府湾会議実行委員会
(大分県、西日本電信電話株式会社 大分支店、日本電気株式会社、富士通株式会社、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所)
協 力 情報社会学会、多摩大学情報社会学研究所
後 援 総務省、経済産業省、一般社団法人九州テレコム振興センター、(KIAI)、公益財団法人大分県産業創造機構、公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団、大分大学、日本文理大学、大分県立芸術文化短期大学、大分工業高等専門学校、朝日新聞社、大分合同新聞社、西日本新聞社、日刊工業新聞社、日本経済新聞社 大分支局、毎日新聞社、読売新聞西部本社、共同通信社、時事通信社 大分支局、NHK大分放送局、OBS大分放送局、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、OCT大分ケーブルテレコム
協 賛 株式会社オーイーシーネットワンシステムズ株式会社行政システム九州株式会社、 ニシム電子工業株式会社

プログラム

9月1日 日曜日

「ファブ祭りin大分」 同時開催

◆オープニング  14:00 –

挨拶   大分県知事 広瀬 勝貞 氏

◆セッション1  「いまなぜソーシャルファブか」

田中 浩也(慶應義塾大学環境情報学部准教授/ファブラボジャパン発起人)

公文 俊平(多摩大学教授/情報社会学研究所長)

ピーター・トロクスラー(オランダ・ロッテルダム大学教授/国際ファブラボ協会会長)

ローラン・リカルド(フランス・セルジ・ポントワーズ大学教授/FACLab共同創業者)

スティーブン・ヴェルテマ(株式会社Labosu代表/特定非営利活動法人 大分IT経営推進センター)

◆セッション2 「コミュニティで育つファブラボ」

湯前 裕介(株式会社ホットプロシード)

塚田 浩二(はこだて未来大学准教授)

神田 沙織(ものづくり系女子代表)

杉浦 裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ/ファブラボ関内)

◆レセプション ハイパーネットワーク社会研究所設立20周年記念
◆夜なべセッション 19:00 –

9月2日 月曜日
◆アンカンファレンス  09:00 –

内外の専門家と、ソーシャル・ファブによる未来をどう拡げていくか、そのロードマップ、アクションプランを、 <アンカンファレンス>という全員参加型の討論手法によって作り上げます。ソーシャル・ファブを軸に、 「インターネットの次」「情報社会の次の20年」を見通します。

◆参加者による自発的なワークショップ  13:00 –
◆プレゼンテーション&レビュー

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