ハイパーネットワーク別府湾会議
ハイパーネットワーク別府湾会議は、1990年以来一貫して「未来のネットワーク社会」の実現の道筋、社会的課題を問う全員参加型の会議を続けてきました。地域に生きる利用者の視点を中心に、インターネット、スマートフォン、ソーシャルネットワークが世界中に拡がり、新たな自律・分散・協調システムが発展し、社会革命を推進してきた過程を、いわば先取り的に議論し、その道筋を示唆する役割を果たしてきました。
これまで 別府湾会議は、2年に1回開催され、「グループメディア」「地域におけるインターネットサービス」「ネティズン革命」「コミュニティ・エリア・ネットワーク(CAN)」「ブロードバンド・コミュニティ」「50年後のネット社会とは?」「大災害に備えるネットワーク社会とは」「ソーシャルファブ」などを取り上げ、その育成・推進を課題として議論しました。
日本全国・世界各国から、コミュニティで活躍する市民、研究者、企業人、政府や自治体職員など、市民から専門家までが一堂に会し、夜を徹して熱く活発に議論するとともに、多方面の報告・意見などを共有し、アイディアを形にする場を提供することで、個人の創造性が刺激され、新たな発想が生まれてきました。地域と分野を超え、未来のネットワーク社会のあり方を考え、自ら構築していこうという目的で、30年近く続けられてきた国際会議は、少なくとも日本では他に例がありません。
■これまでの別府湾会議
|