第6回教育情報化カンファレンスinおおいた
未来に生きる子どもたちに必要な情報活用能力を育てる

 情報社会の進展が目覚ましい今日、変化の激しい時代を生き抜く子どもたちには、生きる力として情報活用能力が求められています。
 今回のカンファレンスは、教育に携わる関係者に向けて、「未来に生きる子どもたちに必要な情報活用能力を育てる」をテーマに、現在のIT技術(人工知能:AIやロボティクス等)の最新動向、プログラミング教育、今後求められる情報活用能力の育成について有識者に講演いただくとともに、県内外の学校現場での実践を紹介することで、これからの情報教育を考え、役立てる機会となることを目的に開催します


日 時:2017年8月17日(木)13時00分~17時00分
    (受付開始 12時00分~ )

場 所:ホルトホール大分 3F大会議室(大分県大分市金池南一丁目5番1号)











対  象:県内外の学校の教職員、市町村教育委員会、
     教育に携わる企業・団体、PTA、学生など(個人での参加もOKです)

定  員:300名程度(事前にお申込みください)

主  催:大分県教育委員会、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所

申込方法:本申込フォームより、申込をお願いします。

「第6回教育情報化カンファレンスinおおいた」のチラシはこちら


■プログラム
12:00 受付開始
13:00 開会挨拶
13:10 講演1 テーマ「情報社会の最新動向とこれからの教育」
    講 師:村上 祐子 氏(東北大学大学院 文学研究科 准教授)
    内 容:人工知能などの科学技術の成果が隅々までいきわたる社会で人生を送っていくこどもたちに
        私たちはどのような知識やスキルを身に着けてほしいと願うのでしょうか。
        特に情報技術における倫理的観点から、教育の未来について具体例を交えながらお話いたします。

13:55 講演2 テーマ「社会に必要な力を育む学びの在り方~映画制作×アクティブ・ラーニング~」
    講 師:古新 舜 氏(映画監督・コミュニケーションデザイナー、
                       コスモボックス株式会社 代表取締役社長)
    内 容:映画制作を、「基礎科目(国語・数学・理科・社会・英語)」×「美術」×「体育」×「情報」×
        「道徳」=「総合科目」と捉え、アクティブ・ラーニング型授業「シネマ・アクティブ・ラーニング」を
        全国2万人以上の受講生に提供している。情報を処理する20世紀から情報を編集する21世紀になった
        現代、子供たちに必要な力を育む、引き出すための大人の在り方を、実践例を交えながらお話します。

14:50 講演3 テーマ「熊本地震から学ぶ、子供たちに必要なICTリテラシーとは
    講 師:松岡 祥仁 氏(株式会社CLOUD-IA 代表取締役)
    内 容:熊本地震の際、合志市の自宅で被災、自治会による避難所運営、避難者支援、阿蘇地域における復興支援
        (経営相談)などに従事した経験から、災害時のICT活用、SNSなどの情報発信についてお話します。

15:25 県内の実践発表
    発表者:日野 沙織(大分県立杵築高等学校 教諭)
    テーマ:「子どもたちの主体的・協働的な学びを進め、情報活用能力を育成する授業実践事例」
    内 容:既存のアナログ教材に加えて、ICT機器を効果的に活用した授業事例とともに、教師と生徒の取り組み
        及び変化について報告します。また、昨年度末、他校に先駆けてタブレット端末94(教員44+生徒50)
        台と電子黒板15台が配備されましたので、その現状についても紹介します。


    発表者:窪 倫子(大分県立別府支援学校石垣原校 教諭)
    テーマ:「みんなで参加~リアルタイムでつなぐ学校と病院~」
    内 容:別府支援学校石垣原校では、病気のために学校へ登校することが難しい児童生徒は教師が、西別府病院の
        それぞれの病室へ行って授業を行っています。以前は、病室で授業を行っている児童生徒は、学校での
        合同学習や、運動会等の行事に参加することができませんでしたが、ICTを活用することで、ベッドサイド
        から学校行事等に参加することができるようになりました。その学校での取り組みについてお話させて
        いただきます。

    発表者:竹内 妙子(九重町立飯田小学校 教諭)
    テーマ:「楽しみながら取り組める学習に~iPadを使った授業実践の紹介」
    内 容:町の指定研究やスマートデザイナーを受けて、日常的に取り組んだ実践を報告します。昨年度、iPadが
        表現を助けるツールになり発言に自信が持て、話し合いを楽しんでいた6年生の様子や、今年度、低学年
        を担当して行った取り組みを紹介します。

16:30 子どもたちの発表
    玖珠町立八幡中学校 生徒会執行部
    大分県立大分舞鶴高等学校 科学部生物班 3年

17:00 閉会



【講師プロフィール】
 
 村上 祐子(むらかみ ゆうこ)
東北大学大学院 文学研究科 准教授

倫理学・科学哲学を学ぼうとアメリカの田舎町に留学、教育・生活のさまざまな場面で違いを痛感、9.11後に帰国、仙台での3.11を経て、「法と科学の哲学カフェ」「人工知能の哲学カフェ」など、参加者が何らかの分野の専門家であることを想定した哲学カフェを行っている。最近は、人工知能やロボットとの暮らしに必要な教育や制度は何かと考えつつ、ロボットに介護される70歳の自分は何を思うのだろうかと想像中。
  古新 舜(こにい しゅん)
映画監督・コミュニケーションデザイナー
コスモボックス株式会社 代表取締役

学生時代にいじめや引きこもりを経験。大手予備校物理科講師を10年勤め、現在は映画監督となり、映画を通じてコミュニケーションを育むことをテーマに活動している。新聞などメディア出演や講演会活動を積極的に行うと共に、学生や社会人むけに”映画×アクティブ・ラーニング”ワークショップを全国で展開している。
  松岡 祥仁(まつおか よしひと)
株式会社CLOUD-IA 代表取締役

複数のIT系企業を渡り歩き、クリエイティブ・ディレクターなどを経験し2013年7月株式会社CLOUD-IAを設立。ベンチャー企業のスタートアップや中小企業のIT活用経営などのコンサルを得意とする。2016年4月の心斎を受け、生活弱者支援、こども食堂のビジネスモデル立案、元受刑者の自立支援などのソーシャルビジネスに取組んでいる。

【発表者プロフィール】
 
 日野 沙織(ひの さおり)
大分県立杵築高等学校 教諭

大分県立杵築高等学校に勤務して3年目。本校では今年度より、タブレット端末と電子黒板を活用した授業改善に取り組んでいます。校内では情報化推進チームを結成し、ICT機器を活用した授業実践について研究しています。生徒の興味・関心を高め、主体的に学習に取り組む力の育成を目指した授業づくりに日々励んでいます。
  窪 倫子(くぼ みちこ)
大分県立別府支援学校石垣原校 教諭

別府支援学校石垣原校勤務2年目。別府支援学校石垣原校に赴任し病弱の児童の担任になり、ベッドサイドでの授業を行うようになりました。それまでは、子どもが主体的にICTを活用し、自分の力を伸ばすことができるよう支援、指導をしてきましたが、ベッドサイドの授業では病室と学校をつなぐための道具としてICTを活用するようになりました。

  竹内 妙子(たけうち たえこ)
九重町立飯田小学校 教諭

飯田小学校勤務3年め。飯田小は3年前、ICTの効果的な活用方法を探る町指定研究を受け、iPadを初めて使うようになりました。使うほどに面白さと便利さ、子ども達の意欲や表現力がUPしていくことを実感しています。今年度、低学年での効果的な活用方法を模索しながら、楽しい授業づくりをめざしています。